小城市 ★シボレーMW車検事例 ハイマウントストップランプ不点灯 佐賀県・小城市・協和自動車 協和自動車・タックス佐賀 第2ホームページ

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今回はシボレーMWの車検事例です。
ご存じの通りシボレーMWの中身はスズキソリオですが・・・エアロで武装してスタイリッシュですね。
新車から年式もそこそこ経過してるので・・・いろいろ出てきそうです。
受け入れ検査で早速・・・いろいろ出てきました。
リアのハイマウントストップランプが点灯しなかったり・・・ヘッドライトの光量が不足してるので対策が必要・・・など出てきました。
ハイマウントストップランプですが・・・ひと通り配線を点検する為に内装を外してみましたが・・・。
やっぱり・・・弱点のジャバラ部分が怪しいですね。
配線の色は調べがついてるので・・・引っ張ってみると・・・。
はい・・・スルスルと抜けてきました。
非常に分かり易い・・・断線ですね。
数センチ配線を延長してハンダ付けを行い結線します。
で・・無事に光りました!LEDハイマウントストップランプ自体の故障だと・・・部品代が高額なので・・・助かりましたね。
ハイマウントストップランプが点灯しない状態だと車検は通らないので・・・必要な修理です。
ようやく通常の車検点検開始です。
定番のフロントの足廻り点検です。
Keiなどでお馴染みの・・スズキ車特有の懐かしい足廻りですね。
スタビライザーと前後の位置決めアームが共用されてるタイプです。
引っ張る形のロアアームは理想的ですが・・・前廻りをぶつけるとアライメントまで狂ってしまう弱点がありますね。
理由は定かではありませんが・・・今はこの形式のサスペンションは無いのが現実です。
ロアアームの強度を確保すると・・・スタビライザーが硬くなりそうです。
リアサスペンションはスズキ伝統?の3リンクリジットです。
現在主流のトーションビームのご先祖様ですが・・・この前まで現行だった先代ハスラーなどは・・この形式でしたので熟成の構造と言えばそうですが・・・単に古臭いですね。
トーションビームは捻じれ効果で・・・ある意味・・独立懸架ですが・・・この3リンクは正にリジットなので・・・比較的軽く仕上がる位がメリットかな?
続いてエンジン廻りの点検も行います。
エアクリーナー・プラグ・ベルト・オイル・ブレーキオイル・バッテリー・冷却水などの点検及び交換を行います。
4気筒+エアインテークダクトがねじ止め式なのでガタガタ音が出にくく優秀ですね。
今見ると・・・緑色のヒューズケースもカラフルです。
ソリオやMWのプロジェクターヘッドライトはプロジェクターレンズ曇りか?リフレクターの曇りか?原因は分かりませんが・・光量不足になりがちな車種です。
今回も原因の特定は出来ませんが・・・明るいLEDヘッドライトにコンバートすれば解決なので・・・今回もフィリップス製のLED球に交換致します。
少々力業ですが・・・ヘッドライトは分解不可能なので仕方ないです。
スズキは1981年から2009年までアメリカのゼネラルモーターズと資本提携してました。
このシボレーMWも、その結果生まれた車です。
しかし・・・台数のカウント(スズキ?GM?)は置いて・・・MWはソリオのエアログレードみたいな扱いになってました。
もちろん・・本家ソリオにもエアログレードはありましたが・・・相当影が薄かった記憶があります。
MWの中身は意外と特別で・・シボレーの刺繍入りのシートなどはカッコイイです。
シボレーブランドはGMのブランドでコルベットやカマロなどでスポーティーなイメージがありますからね。
アメリカでの実際は・・大衆車ブランドですが・・・。
そんな事はどうでも良いのです!
GMが海外に進出する際はシボレーブランドを多用するだけですから。
最終検査も終わり・・・無事に車検が終了致しました。
兄弟車のソリオに対してシボレーMWは、押しの強いワルな雰囲気が良いですね。
リアドアがヒンジドアからスライドドアに変わりましたが・・・現在のソリオにも受け続けられるコンパクトかつ広い室内のコンセプトは不変です。
トヨターダイハツもソリオを見てトールとルーミーを慌てて作った程なので・・・非常に優れたコンセプトなのです。
シボレーMWのライバルだったラクティスは、もう・・居ませんから・・・ヒンジドアは構造的に優秀なんですけどね。
スズキもMWで分かる様に押しの強い顔は作れます。
しかし・・・現行のソリオもバンディットもオラオラ指数が足りません!。
アル・ベルを凌駕するオラオラ顔をソリオバンディットに採用された暁には・・・トール・ルーミー連合など・・・一捻りです。
オラオラ顔は評論家の先生や意識高い系の方からは批判が出るでしょうが・・・結局売れた方が正義な仁義なき戦いなのです。 SK
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