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#マツダボンゴトラック 時々エンジンかからない・・車検と同時修理

 ボンゴトラックの車検です

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

マツダボンゴ・・・は名車です。

ご年配方を中心に1BOXを「ボンゴ」と呼ぶ程です。

それだけ広く普及して愛されたモデルなのでしょう。


現在は・・マツダ自身が商用車から撤退してます。

なので・・今はマツダのボンゴは買えません。

一応・・販売してますが・・中身はダイハツの
グランマックス(トヨタではタウンエース)の
バンタイプのみなのが残念です。


なので・・・写真のボンゴが最終型になります。

この4代目ボンゴは20年間も作られました。

故に・・・佐賀でもよく見かけますね。

しっかり整備で・・長持ち出来る様にします。

 ブーツの交換

フロントサスペンションの上部関節ゴムが劣化です。

ボールジョイントごと外せれるので・・便利です。


早速・・外してみました。

 グリスアップ

中身のグリスを入れ替えます。

その後・・新品のゴムブーツを被せます。

あとは車体に戻すだけですね。


この様にボールジョイント単体になるのは素敵です。

アッパーアームと一体型だと・・大変ですから。

 時々エンジン始動出来ない?

次は・・時々エンジンが始動出来ない案件です。

「調子が良ければ一発始動だけど・・調子の悪い
時は・・ちーとも掛からん・・」です。

走行後でも症状が出るので・・バッテリー上がり
では無さそうです。


原因はいくつか考えられます。

キーシリンダースイッチやら・・

スターターモーターやら・・

クラッチスイッチやら・・


調査の結果・・クラッチスイッチでした。

マニュアル車はクラッチを踏まないと始動出来ません。

クラッチスイッチが悪いので・・実際クラッチを踏んでても
車側には信号が来ないので・・始動出来ないのです。

古いスイッチ

新品スイッチ

 クラッチスイッチ交換

クラッチには2個のスイッチが付いてます。

クラッチの作動状況を監視するスイッチと・・。

エンジンに始動OKの信号を送るスイッチです。


どちらのスイッチも状態が悪いので・・交換です。


その作業を進めると・・・驚きの真実が!

 クラッチスプリングが・・・

クラッチペダルのリターンスプリングが折れてます!

このスプリングは踏んでない時にペダルを戻します。

なので・・・クラッチマスターの反発力だけで・・・。

ペダルがグラグラの状態でした。


・・・・当然・・交換します。

クラッチリターンスプリングの折損は珍しいですね。

でも、バネだけの供給があるのは・・素晴らしいですね。

 スプリング交換です

スプリングの交換は簡単です。

この状態だからね・・・。

これを車体に固定する時が大変なのです。

 クラッチ無いーーー

クラッチペダルの無い写真です。

スペースが広ければ・・・簡単ですけどね・・。

狭い狭い・・狭いのです!

 組み付けます

再びメカニックがハマってますね・・・。

キャブオーバー車(タイヤが運転席の真下にある)は
運転席を後ろに移動させても・・・。

スペースに変化は無いですからね。

・・・無事に・・・毎回一発始動です。

車検も無事に終わり・・・よかったです。


それにしても・・・日本のメーカーの商用車離れが
進んでますね。

マツダは完全に商用車生産から撤退ですし・・。

三菱もミニキャブミーブが残るだけです。

ホンダも・・N-VANがあるだけです。


なので・・軽自動車を除いたら・・・。

トヨタと日産しかありませんね。

他はトラックメーカーになりますので・・・。


プロBOXなどの商用車は、個人でも買えますよ!

無駄を省いた本物の道具車です。

筆者も・・プロBOXは非常に気になるモデルです。

傷も汚れも気にせずに・・・思いっきり使い倒したいです。

ハイエースやキャラバンはそんなユーザーさんも多いですね。

予想以上に・・使えますよ!        SK




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