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#CX-8車検 徹底された振動対策

 筆者も気になるマツダCX-8

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

CX-8は筆者も・・非常に気になる存在です。

国産車唯一の・・ウオークスルーが可能な3列SUVです。


願わくば・・・マツダ得意のカラクリシートを2列目に採用して、
2列目が大きくリクライニング出来れば最高ですが・・・。

イマイチ・・2列目の足元が狭いのも・・・・・です。


殆どの場合は・・3列目は使わないので・・2列目の快適性
を高める工夫が欲しい所です。

そしたら・・・結構な数のアルファードユーザーを取り込める事が
可能な感じがします。


まあ・・今回は車検なので・・点検を始めます。

気になる車の点検は・・厳しいですよ・・・。

あと・・・10年後に買いたいので・・・。

 エンジン廻りのチェックです

この個体は・・・ガソリン仕様なので良いですが・・。

マツダのクリーンディーゼルは・・パワフルな反面・・・
いろいろな問題も・・・耳にしてます。

構造上・・・黒煙の煤を内部に貯めこんでしまうので・・・。

あらゆる場所が詰まり・・・大変みたいです。


頻繫に長距離を走る人以外は・・・ガソリン仕様がオススメです。

すると・・・ハイブリッド仕様の無いCX-8は厳しくなります。

そのうち・・・トヨタ製のハイブリッドエンジンが載るのでしょう。


しかし・・・エンジン自体のレベルは高いです。

外車的な・・エンジンが遠方にあるかの様なフィーリングです。

個人的に・・・この感覚は上品なので・・好みです。

室内に透過する音の制御が優秀なのでしょう。

 フロント足廻りのチェックです

フロントの足廻りをチェックします。

形状的には・・ごく普通のレイアウトですね。

この足廻りの通り・・・CX-8はクロカンではありません。

至って・・・普通の乗用車です。

間違って・・プラドと一緒にガレ場に行ってしまうと・・・

大変な事になってしまいますよ。

 こんなマスダンパー・・初めてです!

フロントストラットを点検してると・・・。

なんじゃこりゃー-(優作ふうに)です。

ストラットからゴム製のマスダンパーが生えてます・・2個も。

マスダンパーは・・・敢えて・・おもりを付ける事で振動などを
防ぐ機構なのです。

・・・マツダの苦労の跡がしのばれます。

何か異常振動があったのか?より上質にする為なのか?

マツダのHPには・・・何も書いて有りませんでしたが・・・。

ばね下におもりなんて・・・凄い決断ですから・・。


見てると・・・筆者の創作意欲が出てしまいますね・・・。

自分の車も・・ここにマスダンパーを付ければ・・あのバタバタ感
が減るかも・・・などと・・・想像してしまう悪い癖です。

制作サイドは・・・あらゆる場所に・・あらゆる重さと形状を変えて
テストを繰り返した上での形状なので・・・。

単純にマネしても・・ダメな事位・・分かってますけどね。


しかし・・・上質感・・的に・・・重さは正義なのです。

重量税・・・の制度は・・・意外と理に適ってるのです。

 同軸方向のブッシュが素敵です

個人的に・・この形状のブッシュが好みです。

アームの上下方向の動きと合ってるからです。

アームが走行抵抗で押される力も・・しっかり受け止めて
くれそうな感じも良いです。


そんなブッシュを見ながら・・・アンダーカバーを開いて
オイルエレメントを交換致します。


この様にアンダーカバーが大きい車はガレージジャッキを
掛けるポイントを迷いますね。

取扱説明書にちゃんと書いてあるので・・・読みましょう。

 強化吊りゴム?

マフラーの吊りゴムが青いです。

なにー・・・?強化品か?

真意は分かりませんが・・・スペシャル感があります。


社外パーツで・・・カラフルな吊りゴムを見かけます。

このゴムが弱ると・・・マフラーが揺れて・・振動も
大きくなります。

よっぽど切れる事は無いですが・・・安い部品なので
古い車は交換しましょう。

ただし・・・純正品で・・・ですよ。

大した意味も無いのに強化品を使うと・・逆効果です。

 豪華なリアサス廻りのチェックです

リアサス廻りのチェックです。

根元にアジャストカムが見えますね。

トーションビームと違い・・・調整出来るだけでも・・。

ダブルウィッシュボーン式には価値があるのです。

 ここにも振動対策?

リアサスメンバーの取り付け部に・・謎の部品です。

流石に・・・何故付いてるのかは・・・分かりません。

こんな所に・・樹脂部品が付いてるケースは見たこと無いので。

もしかしたら・・・これも・・振動対策なのかな?

 ポップアップボンネット

流石・・・マニアックメーカーのマツダです。

ポップアップボンネットが確認出来ました。

デザイン的に・・ボンネットは低くしたいですが・・。

すると・・エンジンとボンネットの隙間が小さくなります。

それでは人をはねてボンネットに衝突した際・・人間のダメージ
が大きくなって危険です。

なので事故の際はボンネットを押し上げて・・・隙間を作るのです。

CX-8の大きなボンネットが・・クッション代わりになる仕組みです。


それに伴い・・・ボンネットヒンジは複雑な構造となってますね。

 バッチリ!完成です

車検的には・・・まだ1回目なので・・オイルなどの
基本的な交換で終わりました。

まあ・・・当然ですね。


こうみると・・長いボンネットはカッコイイですね。

ラジエーターグリルのギリギリまでボンネットが伸びてる
様に見せるデザインのお陰です。

長いボンネットは・・フロントガラスを立たせる効果もあります。

長いボンネットでガラスを寝かしたら・・室内スペースが無くなり
ますからね・・・必然です。


実質的には・・ガラスの位置で・・室内空間の広さは変わりません。

ガラスが前方にあった上で・・立ってたら最高なのですが・・・。
恐ろしく長いインパネでしょうけどね。



設計者は重い屋根を小さくしたがりますし・・・空力的にも厳しく
なるので・・・。

ガラスを前に出したら・・・ガラス角度を寝かしてきます。

なので現実的には・・いっしょになるのです。


いろいろなデザインの車がありますが・・横置き前輪駆動車なら・・
外装やガラスを撤去すると・・・レイアウトはほぼ同じになります。

その決められた範囲内で・・・デザインを変えてるだけです。

アクの強いマツダデザインの今後の進化が楽しみです。  SK


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