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#ジムニー タイヤのビードが上がらない・・対処方法

 ジムニーのタイヤが・・スカスカ・・ガバガバです

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

本日は旧型ジムニーのタイヤ交換ですが・・・。

タイヤにエアーが入りません・・・。


故に・・・タイヤが膨らまず・・ビードが上がりません。

見ての通り・・ガバガバ・・ユルユルです。

純正アルミホイールと純正サイズのタイヤですけどね・・。


特にタイヤに厚みがある車種に多い現象です。

タイヤに対して・・ホイールの幅も広めなのかな?

30プリウスでも・・同様の現象が起きますね。

・・・何とかしていきましょう。

 押さえつける程度では・・・ダメでした

大概の場合は・・・虫ゴムを外して・・・。

タイヤを押さえつけながら・・空気を入れれば・・・。

ビードは上がり・・タイヤに密着します。

・・・しかし・・・このタイヤは無理です。


当社のタイヤチェンジャーには・・下からエアーが
噴き出してビード上げを補助する機能もありますが・・
それでもダメでした。

エアゲージ経由の空気注入では弱い場合もあるので、
ホース直繋ぎでも・・ダメです。

コンプレッサーから直に・・9キロの高圧エアー注入
でも・・ダメです。

何しろ・・タイヤとホイールの隙間が大き過ぎるからです。

きっと・・某バズーカ砲でも・・無理でしょう。


・・・こいつ・・・強いぞ!と感じました。

ちなみに爆発方法は・・お遊び以外・・厳禁ですよ。

 内側から攻めます

そんな困った時は・・周囲に相談です。

3人寄れば文殊の知恵ですからね。


そこで・・ジムニーのタイヤなら使える解決策
が出てきました。

そうです!タイヤの内側を強制的に圧入する方法です。

ビード落としを使い・・奥側のビードを押し付けます。

手前のビードごと・・押し付けるイメージです。



押し付ける位置をこまめに変えながら・・少しずつ丁寧に
押し込んでくのがポイントです。

 奥側にハメておきます

タイヤの内側を内側のリムにハメておくのです。

(写真のホイールは参考品です)

 内側がハマった状態です

ビード落としで・・奥側をハメた状態です。

こんなに・・隙間が開いてては・・厳しいハズです。

 ホイールを抑えながら・・

この様にタイヤを立てかけます。

そしてホイールを押せば・・隙間が狭く出来ます。

その状態で・・空気を入れれば・・エアーが入ります。

 難敵を攻略です

無事にビードが上がりました。


注意点は・・厚みのあるタイヤしか使えない
テクニックな点です。

扁平タイヤでは・・サイドウオールが少なくて
タイヤが傷みますからね。


まあコレ・・ありふれたテクニックですが・・有効です。

貴方の作業の参考になれば幸いです。    SK


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