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JH3 N-WGNフロントバンパー外し方

 N-WGNのバンパーを外します

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

2代目N-WGNはJH3/4と呼ばれてます・・。

登場から数年経過して・・ようやく少しは・・このデザインにも慣れてきました。


理由は・・ホンダの新型ステップワゴンやレンジローバーなどの・・シンプルな面構成の高級モデルが出始めたからです。

特にレンジローバーなどは・・長い歴史と・・高価な価格の裏付けもあって・・シンプルな面にも強い説得力を感じます。

それに続く様に・・新型ステップワゴンAIRも・・シンプルな広い面積を上手に処理してます。

今やステップワゴンも・・3ナンバーになり・・実質300万スタートのホンダ最高級ミニバン・・ですからね。

高価で実力の有る物は・・シンプルなデザインでも説得力が出ますから・・。


しかし・・100万円ちょいスタートの軽自動車でシンプルな面構成は・・只の安物みたいで・・当時は衝撃でした。

でも・・数年経過して時代が追い付いてきたのか・・許し始めてる自分が居ます。



今回は・・このN-WGNのフロントバンパー外し方を紹介します。

 先に・・バンパーが外れて・・グリルは残ります

このN-WGNのバンパーも・・旧型と同様に・・バンパーから先に外れ・・ラジエーターグリルが残る仕組みです。

このホンダ特有の仕組みは・・少々・・困りますね。

バンパーが外れる時は・・すんなり外れますが・・爪が噛み込み外れない時は・・全く外れないからです。

固定強度に・・ムラが大きすぎるのが問題なのです。


硬いなら硬いで・・最初から諦めますが・・すんなり外れる場合も知ってるので・・諦め切れないのです・・。

ハア・・ハア・・・。




最初はナンバープレート裏のクリップを外します。

 バンパー下部のクリップを外します

バンパー下部のクリップを外します。

外す必要があるクリップは矢印のクリップですが・・。


無駄に考えないで・・全てのクリップを外せば・・良いです。

再び固定すれば・・良いだけですから・・。

 サイドの固定ビスを外します

サイドの固定ビスは・・写真の角度で付いてます。

写真の様な電工タイプのプラスドライバーだと・・太すぎて・・作業性が悪いです・・。

 サイドサポートからバンパーを剥がします

ビスを外したら・・端を引っ張り・・浮かせます。

しかし・・ヘッドライト周辺は引っかかったままです。

それを解除するには・・前方に衝撃を与え・・後ろ側に引っ張る・・動きを繰り返すと外れます。


この手の引っかかりは・・車の左右方向に引っ張ると・・弱いです。

しかし前後方向にバンパーをずらすと・・穴から爪が外れるので・・バンパーが外れ易くなるのです。


もしも硬ければ・・隙間からシリコンスプレーで潤滑すると・・破損率が下がります。

 今週のヤマバー!です

タイムボカンシリーズでは無いですが・・今回の山場です。

左右と下側の固定を解除したので・・残りはバンパーを前側に引き抜くだけです・・。

今回はたまたま・・既に外れてたので簡単ですが・・隙間にシリコンスプレーを吹き込んで・・破損を防ぎましょう。

 裏からは・・何ともなりません・・

左の写真は・・ラジエーターグリルを裏から見た絵です。

バンパー固定の解除をサポート出来る箇所は・・ありません。

今回は・・裏からは手は出せません!


左右にバンパーを少しスライドさせつつ・・引き抜ける箇所を探しましょう。

無理に引っ張ると・・超薄くて弱いバンパーが曲がり・・再使用が出来なくなりますよ・・。

 もしもの・・最終手段は・・

ラジエーターグリルは矢印の位置でボルト止めされてます・・10ミリの工具で可能です。


旧型でも同様ですが・・爪が硬く噛み込んで・・バンパーがどうしても外れない時があります。

そんな時は・・隙間から工具を突っ込んで・・矢印のボルトを解除出来れば・・ラジエーターグリルごと外れます。

ロングソケット+薄型ラチェットレンチの組み合わせです・・。


最初の話では無いですが・・全数爪が硬ければ・・諦めて最初からグリルごと・・外してます。

 ロアーグリルネットの外し方

おまけで・・バンパーロアネットを外してみます。

下側は・・マイナスドライバーで隙間を広げれば・・簡単に外れます。


問題は上側です・・これが硬い・・硬い・・です。

ラジオペンチでバンパーから伸びた爪を広げつつ・・ネットを引き抜きます。

ラジオペンチを捩じる様に・・使ってます。

 おまけコーナー?

無事にバンパーのみに・・なりましたね。

予想以上に強敵なのが・・下部のリップエアロゴムです。

これ・・抜けませんね・・。

今回はバンパー交換なので・・バンパーを切りましたが・・。

バンパー修理の際は・・エアロ側の爪に・・細工を施して抜くでしょう。



この記事を書いてるのは2022年9月ですが・・このN-WGNのバンパー・・安いですね。

新品の色付きで・・4万円より全然安いレベルです。

これ・・非常に素晴らしい事です。

所詮・・軽自動車のフロントバンパーですよ・・。

それが・・よその高価なメーカーだと・・6万円以上・・したりします。

もちろん・・メッキパーツなどは別での・・バンパー本体のみでの話です。


物価高・・原料高なのは分かりますが・・基本的に交換部品であるバンパーなどは・・出来るだけ安く供給して欲しいのが本音です。

車屋さん的にも・・「あーこのメーカーの補給部品は特に高価ですから」と言いたくは無いです。

何だか私たちが・・ぼったくってる様ですから・・。    
 

このバンパーの価格だけで・・ホンダの軽自動車を買う価値はあるでしょう。   SK



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