
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
写真はダイハツエッセのリモコンキーですが・・アンロックボタンがめり込んでます。
非常に押しにくいので・・以前・・ボタン表面に両面テープを貼って・・厚くしてみました。
しかし・・程なく両面テープは剥がれて・・無くなってました。
やっぱり・・根本的に修理が必要です。
この様な場合・・本来は内部のリモコンユニットASSYでの交換となります。
ギザギザキー自体はそのまま使えるのは良いのですが・・リモコンユニットはそこそこ高価な部品です。
更に車体との再学習も必要なので・・手間も掛かります。
リモコンユニットと再設定を合わせると・・安くはありません。
ならば・・ダメ元で・・現物修理を行う価値はあります。
あくまでダメ元が前提の作業なので・・自己責任でヨロシク!
精密プラスドライバーで・・分解開始です!
内部ユニットが出てきました。
スズキ車と違い・・ゴムボタンのみでの交換は無理そうです。
完全に接着剤でゴムと本体がくっついてるので・・分離出来ません。
ゴムは案外と分厚かったです。
カッターで切るのですが・・内部基盤にダメージを与えない様に気を付けてください。
今回はカッターできっかけを作り・・ニッパーで切り広げました。
防水性を犠牲にして・・利便性を向上させます。
もう・・元には戻せません。
今回は2ミリ厚の両面テープを利用します。
この両面テープは・・輪ゴム程度の硬さと弾力を備えてます。
精密マイナスドライバーを利用して・・ゴムボタンの下に両面テープを潜り込ませます。
これで・・厚みを確保出来ますね。
非常に細かい作業なので・・手先の器用さが求められます。
この時点で・・スイッチが押しっぱなし・・でない事を確認します。
丸い突起のインジケーターの光で・・分かりますよ。
余りに厚い詰め物をすると・・ケースに収まらないので・・気を付けましょう。
ビフォー
アフター
写真だと分かり難いのですが・・ボタンは確実に盛り上がって来ました。
これで・・結構・・ボタンは押し易くはなりました。
このゴムボタン・・超初期のファミコンの四角ボタンと同じ過ちを犯してます。
ファミコンの四角ボタンも・・めり込んで押せなくなりましたからね。
今どきは・・プラスチック製のボタンになってるので・・丈夫になりました。
でもゲーセンレベルの過酷な使用環境だと・・プラスチック製のボタンですら・・壊れます。
なけなしの100円を投入した筐体のボタンが死んでた時のショックといったら・・残酷物語です。
管理人さんに訴えても・・「このボタンは押し方にコツが必要なだけで故障では無い」と退けられてました。
今思えば・・そんな言い訳は通用しませんね・・。
子供だからって・・バカにされてた・・のでしょう。
やっぱりボタンは押し易く・・確実な動作が必要ですね。 SK
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