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ダイハツタント 走行中に突然エンスト・・原因は?

 突然エンスト・・しかし回復する症状です

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

ダイハツのL375Sタントですが・・エンスト症状でご入庫です。


エンストとは・・エンジンストップの略で・・突然エンジンが止まってしまう現象です。

正に・・自動車故障の王道・・ですね。


まあ・・エンストしても直ぐに再始動出来れば・・マニュアル車の操作ミスと同じで・・問題ありません。

しかし・・このタントはオートマで・・しかも直ぐに再始動出来ないのが問題でした。

お客様も・・2回も・・交差点で止まってしまったので・・困っておられました・・。


で・・エンスト直後は再始動出来ないが・・しばらくすると・・何事も無かった様に・・始動できて走れるのです・・。

なので・・ご入庫時は・・普通に調子は良いエンジンでした。

でも・・いつ止まるか分からないエンジンは・・怖くて乗れませんね。

 ダイレクトコイルではありません

エンストにも・・種類があるのです。

アイドリング中など・・エンジンがブルブルしたり・・加速が悪かったりする症状もあれば・・原因はスパークプラグか写真のダイレクトコイルが原因だったりします。

しかし・・今回はエンジンの調子は良いので・・ダイレクトコイルが原因の可能性は低いでしょう。

 原因はクランク角度センサーです

で・・今回の突然訪れるエンストは・・このクランク角度センサーが原因でした。

コンピューター診断機で判明したのですが・・今は「過去に不具合の記憶は有るが・・今は問題無し」と出ます。

正直・・これだけの情報で部品交換はリスクが高いです。

診断機の過去ログなんて・・現実的に問題の無い不具合も表示しますから・・空振りもあります。


なので・・一旦過去ログを消去してから・・特殊な手法で読み取った時に・・再び不具合ログが出れば・・クロと言えるでしょう。

まあ・・この辺は診断機の種類で変わるので・・参考までに・・。



写真は・・外した古いクランク角度センサーです。

クランク角度センサーはエンジンの中身・・クランクの角度を計測して・・燃料の噴射や点火タイミングなどの参考にしてる・・基幹部品です。

このデータが途切れたりすると・・下手するとエンジンが壊れるので・・安全の為に止まってしまうのです。

そして・・センサーが冷えると復活してたのでしょう・・。

この様な気まぐれは・・困った物です。

 エンジンの下の方・・に付いてます

クランク角度センサーは・・エンジン右側の下部に付いてます。

センサー本体はボルトで簡単に外れるのですが・・配線を固定してるバンドを外すのが・・マジで大変です。

写真でも左側の配線が・・上に向かって伸びてるのが分かります。

その・・かなり上の方に・・コネクターが有り・・それを外さないと交換できません。

狭くて・・奥にコネクターがあるので・・ピエン・・です。


交換後は・・コンピューターのリセットを行い・・試運転します。

まあ・・自走で入庫してるので・・ホントに直ってるかは・・正直分からない・・のが本音です。

マジで・・もうエンストを起こさない事を・・祈るだけです。


何だか・・無責任に見えますが・・これがリアルで・・どの工場も同じ様な物でしょう。

医者がよく言う・・「取り敢えず・・このお薬で様子を見ましょう」・・と同じと考えてください。

分からん物は・・ホント・・分からん・・ですから・・。       SK


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