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N-WGNバックドア電磁オープナー強制解除方法

 2代目N-WGNのバックドアが開かない!

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


最近の車は・・バックドアを開くのも電気で行う車種が増えましたね。

オープンボタンを押すと・・ポン!とロックが解除されて少し開く・・あの装置です。


メーカー的には・・商品価値の向上に有効なので・・軽自動車のN-WGNにも採用されてます。

そんな電磁オープナーのメリットは??


①電気信号の遮断のみで・・開かないロック状態に出来ます。
 従来のオープンハンドル手動式だと・・別途で電動ロック開閉装置が必要でコスト高です。

②電気式押しボタンのみの露出なので・・室内の気密性水密性が上がります。
 サイドドアとは違い・・バックドアは雨の日に開くと水が溜まり・・ドア内部に入ってしまい困ります。

③手動式は大きい上に・・オープンリンクやケーブルなどのレイアウトの制約があり・・デザイン的に縛られます。

④電磁式は部品点数が少なく・・補給部品も合わせたトータルでコストダウンが出来ます。


デメリットは・・事故や故障で電気信号が来なくなったら・・開けれなくなる点です。


・・・でも大丈夫です!メーカーはちゃんと緊急時の事も考えてるのです。

電磁ロックには必ず手動解除機構が備わってるのです。


板金屋さんは・・ハーネスの無い新品ドアで仮合わせを行います。

そんな時にも・・手動解除機構は必要ですからね。

今回は・・ホンダの2代目N-WGN JH3型の電磁ロックを開けてみましょう。

 いきなり答えを発表します

写真は・・N-WGNの電磁ドアロックです。


回りくどい説明は省いて・・N-WGNの解除ポイントはここです。

 マイナスドライバーで内部レバーを操作します

小さいマイナスドライバーで横に押せば・・ロックを解除出来ます。

 実車だと・・N-WGNのここを攻めます

現車だと・・こんな感じです。

白い樹脂のふたを外してから・・解除しましょう。


内装を分解しなくても・・解除可能なのが嬉しいポイントです。

 N-BOXは・・この奥にあります

ちなみに・・2代目N-BOXの場合は・・このキャップの奥に解除ポイントがあります。



筆者の経験で・・今まで単純な故障で電磁ロックが開かなかったケースは・・2件だけです。

K12マーチとP120ラクティス位ですね・・どちらも押しボタンの故障でした。

その少ない故障実績から・・電磁オープナーの故障率は低いと言えるでしょう。



問題は・・追突被害なので・・バックドアごと・・物理的に電磁ロックが潰されて動かないケースです・・。

はい・・こればっかりは・・電気で開かなくても仕方ないです・・。

こんな場合は・・手動で開くロックの方が・・シンプルなので開き(壊し)易いですけどね・・。


いずれにしろ・・バックドアを切り開いて・・固定部分を削り取り・・ロックを破壊して・・強制的に開けるしかありません。

この作業・・ロックは硬い鉄で出来てるので・・ホント大変なのです・・YO!・・。   SK



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