
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
エンジンの調子が悪い時のよくある原因をご紹介します。
(注意)あくまでも整備士の作業なので自信の無い方はプロにお任せください。
加速時にガクガクする、アイドリング時に止まりそうになる、加速が悪くなった・・・などの事例です。
まずは、エアクリーナーエレメントが詰まってないか確認します。
エンジンに入る空気の量が減ってしまうと加速力が低下します、酷く汚れてたら交換しましょう。
エアクリーナーは消耗品です葉っぱなどを除去しても細かい汚れや詰まりは落とせないので掃除は無駄です。
アイドリング中にイグニッションコイルのコネクターを一個ずつ外します。
普通コネクターを外したら調子が悪くなりますが、外しても調子に変化が無ければ、その部分が原因です。
イグニッションコイルは電子部品なのにエンジンの真上の熱い位置にあるのでよく壊れます。
理想は全部交換ですがイグニッションコイルは高価なので困りますね。
(一つ新品に交換すると何故か隣のイグニッションコイルが不調になるアルアル事例です。)
最近は長寿命プラグが当たり前になりましたが、壊れなければ長寿命なだけで壊れればエンジン不調の原因です。
イグニッションコイルは高価なので、まず安価で消耗品のプラグを交換してみるのも手ですね。
プロは個別単体点検でどれが故障してるかを突き止めますので無駄が出ません。
エアクリーナーエレメントの次に控えるのがエアフロメーターです。
エアフローメーターはエンジンが吸い込んだ空気の量を測定してコンピューターにデータを送ります。
これが壊れれば空気の量が分からずエンジン不調の原因です。
精密電子部品なので壊れたら交換です、綿棒で掃除なども故障の原因になりえるので危険です。
アクセルに連動して動くスロットルボディーに汚れが溜まるとエンジン不調の原因です。
基本的にスロットルボディーにはきれいな空気しか通らないはずですが、エンジンからの吹き返しで汚れます、エアクリーナーの質が悪いと汚れが溜まります。
その汚れが開閉部に溜まると悪さをしてエンジン不調の原因です。
また、スロットルボディーにアイドリングを調整する部品が付いてる車種は汚れがアイドリング不調の原因にもなります。
最悪な場合だとオイル交換不足などでエンジン内部のピストンなどに不具合が有ると絶望的です。
実際オーバーホールは無理なのでリビルト再生エンジンとの交換になります。
オートマチックトランスミッションの故障も加速不良の原因になりますね。
オートマチックトランスミッションもリビルト品との交換になります。
ダイハツ車などはエンジンを支えるゴムが傷みやすいのでアイドリング中にガタガタし易いです・・・・
私たち自動車整備業は車のお医者です、診察料(点検料)、手術代(作業工賃)、お薬代(部品代)を頂くのは一緒です。
病院は健康保険で負担額は小さいですが、車の修理代は交通事故以外の保険は無いので、どうしても高額に見えますね。
でも実際は難しい故障探求に丸っと一日掛けても、その分の点検料は頂けませんね。相場の金額で諦めてるのが実情です(泣)
純正部品の利益は極わずかですし、作業工賃は予め決められた金額が有ります(F1のピットワークみたいな手際の良さでこなさないと時間内では出来ない設定です)ので、原因の特定が困難な故障修理は実質赤字ですね。 SK
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