
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
昔はコロナクラスだったサイズが肥大して今やクラウンより大きいアコードです。
このサイズがアメリカのカローラクラスみたいですね。
日本だとマイナー車ですが世界規模だと物凄い台数を販売してる大黒柱です。
しかし、構造的欠陥から今回の修理となりました。
バックカメラがグラグラしてしまう現象です。
メッキガーニッシュに引っかかって落ちはしませんが・・・。
完全に外れてしまってます。
このままではトランクに水が入って大変ですよ!。
原因はバックカメラの強度不足もありますが・・・。
大元の原因はトランクオープニングスイッチの位置が悪い事に尽きますね。
丸で囲った位置にトランクオープニングスイッチがありますが。
トランクを開けようとすると自然に中央部を手で探ってしまいます。
開けるには押しボタンスイッチなのでバックカメラがグイグイ押されてしまいます。
それが重なるとバックカメラ取り付け部が破損してグラグラになったのでしょう。
そうです!トランクオープニングスイッチが中央に無いのが悪いのです!!!。
仕方なくメッキガーニッシュにスイッチの位置を知らせる見苦しいラベルが貼られます。
バックカメラは中心部に無くても十分に機能するのはご存じの通りです。
長年バックドアのレバーは中央に存在してました。
急に位置が変わったらこの状態になるのは予想出来たハズです。
それではバックカメラを外して点検します。
バックカメラを外す為にはメッキガーニッシュを外す必要があります。
しかしテールランプに食い込んだ部分が外れないのでテールランプごと外しました。
理屈上はメッキガーニッシュのみで外れますよ。
バックカメラの土台だけ交換出来れば良かったですが・・・土台のみは無いです。
カメラ全体の供給のみで価格は6万円位しました・・・。
せいせいせい!高すぎないかベイベーカメラ自体が壊れたなら分かりますが・・・。
土台の爪が折れただけで6万円はきついですね。
それに再び同じ部分が壊れる可能性も十分にあるので・・・。
お客様と相談の上で修理対応で直します。
写真の部分の爪が折れてるのが原因ですね。
爪の再生は非常に困難なので別の方法を考えます。
トランクドアに直接固定する方法を行います。
ビスの貫通する穴を開けます。
防水パッキンの内側に穴を開けるのがポイントです。
トランク側にはビスが食い込む小さめの穴を開けます。
カメラを仮に付けて正確な位置に穴を開けるのが重要です。
出っ張りの少ないビスで固定します。
ゆるみ止めの対策もバッチリですよ。
爪固定からビス固定にグレードアップしたので強度アップですね。
メッキガーニッシュが取り付くとビスは見えなくなるので完璧です。
組みなおして動作確認後したら完成です。
新品カメラ交換と比べたら超激安で修理できましたよ。
アコードは中心にバックカメラでしたが中心にナンバー灯の車も多いです。
中心がナンバー灯の車はコストダウンでナンバー灯を2個付けたくないだけの理由です。
そうです!ナンバー灯1個ケチるためにバックドア開閉スイッチが右にずらされてます。
右にずれた開閉スイッチは混乱するので、すぐに中心に戻して欲しいです。
左利きの方は何故文句を言わないのでしょうか?
この様に少数派はどんどん削られる運命なのですかねーー?。 SK
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