
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
今回は二代目フィットのトーションビームを交換します。
下廻りをぶつけてしまいトーションビームが曲がってしまいました。
ちょうどサスペンションブッシュも劣化が進んでましたので、まとめて交換です。
左側の下側が酷くアブソーバーやサイドブレーキケーブルも交換します。
大量の交換部品が来ました。
フロントのエンジンメンバーも交換ですが・・・別でアップします。
トーションビームASSYにスプリングゴム下側も付属してました。
ダブりでの発注にはご用心ですね。
今回は左サイドブレーキケーブルも交換なので、予め外しておきます。
センターコンソールを分解する必要があります。
ワイヤーを固定してるボルト2本で簡単に外れますが、取り付け時はレバー本体を外してテンションを抜かないとボルトが入りずらいです。
ではサスペンションの分解を始めます。
ABSセンサーなどの付属品を外します。
キャップ内のハブナットを外すとベアリングごと外れます。
ブレーキオイルの漏れ止め処理を行い、ブレーキパイプの接続を解除します。
ボルト4本でバッキングプレートごとブレーキは外れます。
左側はサイドブレーキワイヤーごと交換なので、全て外れました。
右側のサイドブレーキワイヤーは再使用なので、邪魔にならない車体下部に吊るしておきます。
トーションビームのみの交換なら両側共に吊るします。
アブソーバーとの接続ボルトを外すとスプリングは外れます。
ミッションジャッキで支えながらメインボルトを外します。
メインボルト横の小さい樹脂スポイラーも外した方がボルトは抜きやすいです。
ようやくトーションビームが外れました。
写真の様に下を向くので、人力で外す際はご用心ですね。
同じ様に新しいトーションビームを載せて車体に合わせていきます。
黄色い丸のメインボルトは緩く仮止めしてスプリングとアブソーバーを取り付けます。
そして仮想的に1G(タイヤが接地した際のサスペンション位置)を作り、メインボルトを本締めします。
分解前にトーションビームの角度を見ておくと参考になります。
これをしないと普段からブッシュが捻じれた状態になり、動きが悪くなったりブッシュの寿命も短くなってしまいます。
あとはどんどん組み付けていきます。
組みあがったらブレーキオイル系統のエアを抜いてから、一旦フットブレーキを踏みます。
これでホイールシリンダーが落ち着くので、ドラムブレーキの微調整ができます。
ブレーキテスターで制動力と抵抗を確認したら、ハンドルセンターを合わせます。
新しいトーションビームに合わせてアライメント調整は必要ですからね。
同じような純正部品でもトーションビームの寸法は微妙に違うので狂いが出ます。
でも最後は試運転での感覚的チェックが重要です。
経験者の感覚は意外と細かい違和感も感じ取れます。
ぴったり決まった車は直進安定性からして違いますよ。 SK
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