
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
プリウスアルファのディスプレイに「ハイブリッドシステム点検」の表示がでてしまい・・モーターでの走行が不可能になってしまいました。
それでもエンジンのみで走行可能なのは・・・素晴らしい安全対策です。
診断機で車のコンピューターにアクセスすると・・・「走行用バッテリー異常」の診断結果が出てしまいました。
・・・・はい・・・・メインバッテリーの寿命です。
走行距離は14万キロなので・・・十分に頑張ったと言って良いでしょう。
こればっかりは・・・ハイブリッド車の宿命なので・・・仕方ないです。
考えようでは・・・スマホのバッテリーよりも長持ちしますから・・・バッテリーは消耗品だと考えましょう。
バッテリーは14万円程で高価に思えますが・・・新車価格が300万円のプリウスアルファからしてみたら・・・交換用バッテリーの値段は・・・本体価格の5%未満です。
でも・・・10万円のスマホのバッテリーは5000円では交換出来ないので・・・ハイブリッド車のバッテリー交換は割安です。
メインバッテリーを確認して誤発注しないように気を付けます。
特にプリウスアルファは2種類のバッテリーを使い分けてるので注意します。
車体ナンバーで特定は出来ますが・・・用心するに越した事は無いですから。
プリウスアルファはベースの30プリウスより作業性が進化してます。
30プリウスは右側のクオーターパネル内装を分解する必要がありましたが・・・。
プリウスアルファはその必要が無いです。
アクアやプリウスなどの人気車種のバッテリーはトヨタ部品に在庫があるので・・・速攻供給されます・・・素晴らしいですね。
バッテリー自体は・・・超重たいので・・・配送する担当者さんは今後・・大変になるでしょう・・・一日何回も・・・バッテリーの積み下ろしですからね。
正直・・・大人2人が必要な重量ですから・・・。
メインバッテリーには電源遮断プラグがあります。
そのプラグを抜けば・・・バッテリーから車体への電気供給は止まりますが・・・暫く放置します・・もし・・電気が抜けきれなかったら危険なので・・・放置が必要なのです。
冷却ファンや配線を外します。
読んだ資料だと・・・「プリウスアルファはメインバッテリーが水冷になってる」と書いてあって・・・ビビッてましたが・・・30プリウスと同様で安心しました。
未確認ですが・・・リチウムイオン電池を使った7人乗りのみの話なのかな?
少なくとも・・・この5人乗りプリウスアルファは30プリウス同様に空冷式でした。
制御コンピューターなどを移植します。
このプリウスアルファも30プリウス同様に・・・仕様変更で外部排出ホースが無くなってました。
車体の穴を塞ぐホールカバーも付属なので安心ですよ。
やはり・・・新品バッテリーはコーションラベルが大きく・・多いですね。
もしも・・・整備履歴が無い車のメインバッテリーは・・・コーションラベルを見れば分かりますね・・・。
メインバッテリー交換済みの中古ハイブリッド車は・・・狙い目なので・・・。
組みあがったら・・・診断機で故障履歴をリセットします。
そして試運転を行い・・・再び診断して・・異常が無かったら完成です。
完全に電源を落としてるので・・・パワーウィンドウスイッチや時計などの再設定も忘れない様に注意が必要です。
今回はハイブリッド車のメインバッテリーを交換しましたが・・・消耗品であるメインバッテリー以外の故障や消耗は少ないイメージです。
高価なインバーター故障も・・・当社では1台のみです。
そう考えると・・・減らないブレーキや劣化が遅いエンジンなど・・・結局ハイブリッド車は長持ちと考えて良さそうです。
(単純な耐久性の話です)
特にモーターアシストで負荷の減ったエンジンは丈夫なイメージが大きいです。
一般的にエンジンに一番負荷が掛かるのは・・・発進時ですからね・・・。
(超厳しい・・サーキット走行やオーバーレブは・・一般的ではありません)
その厳しい発進時をモーターが助けてくれるので・・・そりゃ楽でしょうね。
最近流行りの電動アシスト付き自転車と同様です。
実際に乗ってみると・・・エンジン=人間ですから・・・超楽ちんです。
発進時や坂道で助けてくれる電動アシスト自転車は・・・ハイブリッド車ですね。 SK
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