
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
今回は現行型タントLA650S型の助手席ドアの分解です。
タントの左側面はピラーレスなので・・助手席ドアは特殊構造です。
ドアの中に鉄骨が入ってるので・・・通常の分解方法とは異なります。
正直・・比較的大変なので・・・このページを参考にしてください。
ドアの修理塗装目的の分解なので・・・完全分解ではありません。
ではスタートです。
最初はガーニッシュを外します。
意外と硬いので・・・。
隙間からマイナスドライバーでコジると良いでしょう。
定番のビス2本を外します。
インナードアハンドルはネジで、
パワーウインドウベゼルはビスになります。
次はパワーウインドウベゼルを引き抜いて外します。
ちなみに・・・このスイッチはスライドドアにも共用可能です。
スライドドアのスイッチは・・トリムから外しにくいですからね。
なので・・スライドドアも分解する場合は助手席ドアからが吉です。
パワーウインドウベゼルを外した理由は・・・隠しネジです。
ここにもビスがあるので・・・御注意ください。
ビスが外れたら・・・通常通りにトリムを外します。
ちなみに・・上に引き抜くタイプです。
内側の水切りモールもトリムに残るタイプです。
最近は・・手前に引き抜くトリムが多いですからね。
ミラーはボルト3本で固定されてます。
最後は必ずドアを閉めた状態で外しましょう。
ドアを開けた状態だと、三角ガラスに接触しますので・・・。
次は外側の水切りモールを外します。
定番の爪で固定されてます。
下に押し付けながら捩じると外れます。
サッシ下部の爪は・・・運次第です。
ここからがタントの助手席ドアが厄介な所以です。
ガラス(ガラスレール)が邪魔なので・・・ガラスを外します。
急がば回れですよ。
ガラスランを抜けば・・・ガラスは抜けます。
写真の角度まで傾ける必要があります。
すると・・・ようやく目的のガラスランレールが見えます。
ボルト2本で外してしまいましょう。
これでようやく核心部にアクセス出来ます。
スマートキー搭載のタントには・・・アウタードアハンドル
からハーネスが生えてます。
ライトグレーの配線です。
ドア内蔵ピラーに3か所固定されてます。
非常に作業性が悪いので・・・軍手をはめて頑張ってください。
怪我防止対策は重要です。
貴方の怪我もですが・・・シートに血が付いたら一大事です。
最後の難関・・・ドアハンドルリンケージです。
単純に引き抜く構造なのですが・・・力技はNGです。
筆者も・・・暫く前にN-BOXのリンケージを力技で・・壊しました。
アウタードアハンドル自体が壊れてしまったので・・大損害でした。
外すヒントは・・左の写真のリンケージは・・刺さってるだけです。
なので・・・アウタードアハンドル自体を最初に外すのです。
アウタードアハンドルをリンケージごと外に引き出します。
すると・・リンケージ自体が丸見えになります。
あとは・・・ラジオペンチなどで簡単に解除出来ます。
これはダイハツ車では意外と使える手です。
これで塗装に邪魔な物は完全に外れましたね。
キチンと補修塗装するには・・・ここまで分解が必要です。
このページが貴方の仕事のお役に立てれば幸いです。 SK
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