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#LA650S タント 助手席ドア分解方法 ピラーレスは厄介?

 LA650Sタント 助手席ドアを分解します

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

今回は現行型タントLA650S型の助手席ドアの分解です。

タントの左側面はピラーレスなので・・助手席ドアは特殊構造です。

ドアの中に鉄骨が入ってるので・・・通常の分解方法とは異なります。


正直・・比較的大変なので・・・このページを参考にしてください。

ドアの修理塗装目的の分解なので・・・完全分解ではありません。

ではスタートです。

 ガーニッシュを外します

最初はガーニッシュを外します。

意外と硬いので・・・。

隙間からマイナスドライバーでコジると良いでしょう。

 トリム分解

定番のビス2本を外します。

インナードアハンドルはネジで、

パワーウインドウベゼルはビスになります。

次はパワーウインドウベゼルを引き抜いて外します。

ちなみに・・・このスイッチはスライドドアにも共用可能です。

スライドドアのスイッチは・・トリムから外しにくいですからね。

なので・・スライドドアも分解する場合は助手席ドアからが吉です。

 隠しネジに・・ご用心

パワーウインドウベゼルを外した理由は・・・隠しネジです。

ここにもビスがあるので・・・御注意ください。

ビスが外れたら・・・通常通りにトリムを外します。

ちなみに・・上に引き抜くタイプです。

内側の水切りモールもトリムに残るタイプです。

最近は・・手前に引き抜くトリムが多いですからね。

 ミラーとモールを外します

ミラーはボルト3本で固定されてます。

最後は必ずドアを閉めた状態で外しましょう。

ドアを開けた状態だと、三角ガラスに接触しますので・・・。


次は外側の水切りモールを外します。

定番の爪で固定されてます。

下に押し付けながら捩じると外れます。

サッシ下部の爪は・・・運次第です。

 ドアガラスが邪魔です

ここからがタントの助手席ドアが厄介な所以です。

ガラス(ガラスレール)が邪魔なので・・・ガラスを外します。

急がば回れですよ。

 目的は・・ガラスランレールなのです

ガラスランを抜けば・・・ガラスは抜けます。

写真の角度まで傾ける必要があります。

すると・・・ようやく目的のガラスランレールが見えます。

ボルト2本で外してしまいましょう。

これでようやく核心部にアクセス出来ます。

 ロックスイッチハーネス

スマートキー搭載のタントには・・・アウタードアハンドル
からハーネスが生えてます。

ライトグレーの配線です。

ドア内蔵ピラーに3か所固定されてます。

非常に作業性が悪いので・・・軍手をはめて頑張ってください。

怪我防止対策は重要です。

貴方の怪我もですが・・・シートに血が付いたら一大事です。

 ドアハンドルのリンケージ

最後の難関・・・ドアハンドルリンケージです。

単純に引き抜く構造なのですが・・・力技はNGです。

筆者も・・・暫く前にN-BOXのリンケージを力技で・・壊しました。

アウタードアハンドル自体が壊れてしまったので・・大損害でした。


外すヒントは・・左の写真のリンケージは・・刺さってるだけです。

なので・・・アウタードアハンドル自体を最初に外すのです。

 外に引き出して解除します

アウタードアハンドルをリンケージごと外に引き出します。

すると・・リンケージ自体が丸見えになります。

あとは・・・ラジオペンチなどで簡単に解除出来ます。

これはダイハツ車では意外と使える手です。


これで塗装に邪魔な物は完全に外れましたね。

キチンと補修塗装するには・・・ここまで分解が必要です。

このページが貴方の仕事のお役に立てれば幸いです。  SK


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