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#ラパン エンジンからキュルキュル音 大音量で恥ずかしい・・

 止まらないキュルキュル音

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


たまに耳にするキュルキュル音・・・ビックリしますね。

エンジン始動直後のみなら・・まだ許せますが・・。

このラパンは・・ずーーとキュルキュル音が止まりません。

しかも・・・超大音量なので・・かないません。

正直・・ご近所迷惑ですね。


キュルキュル音が出てる・・のは無駄なエネルギーです。

ベルトなどに負荷がかかり続けてる状態です。

このままだと・・ベルト切れも心配です。


ファンベルトは冷却水のポンプや発電機も回してます。

もしもベルトが切れたら・・立ち往生です。

音が出たら・・早めの対策が必要です。

 ファンベルトなどが原因です

案の定・・ファンベルトが盛大に鳴いてます。

早速・・作業開始です。

うるさーーい!(怪物くん的に・・)

 新品ベルト

暫くして・・新品ベルトが届きました。

最大の原因が、このファンベルトの劣化です。


昔のファンベルトは・・単なる台形でした。

それが進化して・・薄型縦溝ベルトになりました。


最近は・・更に進化して・・伸びないベルトも出ました。

伸びない・・てか・・伸ばして取り付けるので調整不要です。

なので・・・プーリー側に調整機構が無いのです!


この進化が・・吉と出るか凶と出るかは・・・7年後辺りに
結果が出るでしょう。

ベルト鳴き大量発生事件が起きなければ良いのですけどね。

二代目新型ハスラーなどに採用されてます。

 ホントはプーリーも交換です

ベルトを外してみると・・・プーリーに錆が出てます。

ここまでなってしまうと・・本来はプーリー交換です。


そうです!プーリー自体も摩耗するのです。

この手のベルトは・・3個から6個程の溝の抵抗で滑り
止めを行ってます。

プーリーの溝の深さが足りないと・・ベルトが滑り
キュルキュル音の原因となるのです。


しかし・・今回は紙やすりによるプーリー溝の清掃だけです。


なかなか・・足車の軽自動車には予算が掛けられないみたいです。

「取り敢えず・・あの酷い音が消えたらOK」「安く頼みます」

この様な返答なので・・とてもプーリー交換費用は厳しそうです。

今回は・・錆を落として・・ベルトを組み付けます。

 当面は大丈夫でしょう・・

取り敢えずはキュルキュル音は消えましたね。

プーリー自体が摩耗してるので・・・。

新品ベルトの摩耗も早くなるので御注意です。


日産のe-パワーエンジンにはベルトはありません。

電動ウオーターポンプや電動コンプレッサーなど
補器類の電動化のお陰です。

なので・・・ファンベルトも消えゆく運命の部品です。


ファンベルトはエンジンに汎用性を持たせる為です。

同じエンジンでも搭載する車によって・・発電機など
の大きさを変える必要がありますからね。

しかし・・補器類の電動化で・・解決しました。

なので・・エンジンの見た目もシンプルになるでしょう。

パイプさえ繋がれば・・補器類の場所は自由ですからね。


なので・・ますますエンジンルームは狭くなるのでしょうね。

昔の広いエンジンルームが懐かしいです。   SK




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