
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
軽トラックなんて・・どれも同じ?と思われがちですが。
結構ハッキリ・・キャリー派・・ハイゼット派・・アクティ派
と・・皆さんこだわりを持って・・使用されてます。
田舎の家だと・・立派な乗用車があっても・・普段は軽トラばかり
が活躍してますから・・こだわりなのです。
荷物を積めて・・気軽に乗れる・・身軽さが人気の秘訣です。
しかし・・その身軽さも・・エアコンがあってこそです。
真冬の氷点下や35度オーバーの真夏には・・エアコンが必須です。
当社の軽トラ代車にクーラー無し仕様がありますが・・不人気です。
まあ・・当然ですけどね・・。
ヒーターは装備されてますが・・窓が曇ったら・・寒くても窓を
開けて換気するしか・・ありませんからね。
冬の雨の日は・・考えたくもありません。
今回は・・そんな重要装備?エアコンの故障修理です。
今回の故障は・・内気と外気切り替えレバーが
動かないのと・・。
エアコン作動で、ガサガサ・・と異音がしてます。
内気循環は・・空気が臭い時に・・有効です。
それと・・暑い日でもエアコンの効きが良くなります。
デメリットは・・エアコン内部に湿気が溜まり・・場合に
よっては内部にカビが生えて・・異臭の原因となります。
外気導入は・・新鮮な空気が車内に取り込めます。
寒い日の窓ガラスの曇り対策にも有効です。
デメリットは・・エアコンの効きが弱まる事や・・。
ホコリなどを取り込んでしまう事です。
ちなみに・・車メーカー的には・・外気導入が基本です。
エアコンのカビ問題もありますが・・フロントからリアの
空気抜き穴まで空気が流れ易くなる事で・・・車内の気圧
調整効果を狙ってるからです。
なので・・2代目レガシィのエアコンは・・エンジン始動
時には・・強制的に外気導入になるほどです。
まあ・・そんなお節介システムは、廃止されましたけどね。
でも・・内気外気・・どちらでも良いなら・・外気導入モード
にするべきですよ。
エアコン内部のカビは・・大金を掛けて・・内部ユニットを
交換するしか・・直りませんから・・。
犯人と思われる・・内気外気切り替え装置を
取外しました。
丸い黒部分は・・風を出す扇風機です。
すると・・出てきた物は・・なんと!
ユニット内部には・・ゴミや不織布マスクなどが
びっしりと・・詰まってました。
中でも・・大量のマスク・・正に新型コロナウイルス
の影響といっても過言では無いでしょう!
今どきは・・どこへ行くのもマスクが必要ですからね。
・・・軽い不織布マスクなどを・・助手席のグローブボックス
に収納すると・・・危険かもです。
ハイゼットのグローブボックスの奥には・・内気循環時の空気
取り込み口があるからです!
何かのひょうしに・・マスクなどが・・エアコンに吸い込まれて
しまったのでしょう!
正に・・新型コロナウイルスがエアコンを壊した・・のです!
動かない内気外気切り替えレバーを無理に
動かしたのでしょう・・割れてます。
なので・・もう・・動きませんね。
単に物が詰まっただけなら・・分解掃除だけでしたが。
ユニットが壊れてしまってるので・・交換です。
エアコン操作部とはワイヤーで繋がってます。
内気外気切り替えレバーと連動して・・赤丸部分が
上下に動きます。
すると・・前の写真の切り替え部が動き・・内気循環と
外気導入が切り替わるのです。
部品が届きました。
今回は扇風機にも物が詰まってモーターも・・
怪しかったのでASSY交換です。
取り付け時は・・ワイヤーの接続が厄介です。
意外と・・取り付け自由度が高いからです。
ワイヤー取り回しと取り付け位置が悪いと・・・
レバーが左右いっぱいまで動かなくなる・・症状が
現れてしまいますから・・。
無事に組み付きました。
車載コンピューターも外さないといけないので、
ハーネス関係の脱着もあります。
レバーも左右にパタンパタンとスムーズです。
エアコンの動作を確認して・・完了です。
いよいよ軽トラック市場からホンダが撤退したので・・。
残るはスズキキャリーとダイハツハイゼットのみです。
ホンダアクティ派だったオーナーは・・こだわりが強い
傾向が見られました。
果たして・・そんなこだわりユーザーは・・キャリーに
行くか・・ハイゼットに行くか・・楽しみです。
2022年・・今はまだ・・生産終了後間もないので・・
絶対ホンダ派さんは最終型アクティを乗ってるでしょうが。
あと・・10年後の・・代替え時期に来たら・・軽トラ
市場の勢力図も変わるかもしれませんね。
そもそも・・軽トラ自体が生き残れるか?ですけどね。
世界では最小のトラックは750キロ積みのタウンエース
クラスが主流ですからね。
それ以下は4輪バギーで牽引するトレーラーか・・キャタピラ
の特殊車両ですからね・・。
それと・・中国の小型電動トラックが恐ろしいです。
50万円程度で発売されたら・・軽トラは全滅しかねません。
皆で・・新車の軽トラを買い支えましょう(笑) SK
次の記事#Z12キューブ テールランプとリアバンパーの外し方
前の記事#30プリウス エンジンがガタガタして調子が悪い
現在のアクセス数2025年3月末現在 3958880アクセス
整備工場ホームページランキング 全国2位(1093社中)シナジーデザイン株式会社調べ
以下は・・バックナンバーです