
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
Z12キューブ・・・個人的には日産の名車だと思います。
車から・・スポーティー要素を上手に抜き取ると・・・
こんなに心地よい車になる・・お手本ですから。
車開発者は・・何故かどんな車にもスポーティーさを求めて
しまい・・ハイスピード時の安定性や空力を追究してしまいます。
・・・しかし・・・誰もがスポーティーさを欲しがってる訳では
ありません。
むしろ・・ゆっくり走りたいオーナーが多いです。
そうなると・・スポーティーさは邪魔になります。
傾斜の強いフロントガラスや・・硬い足回り・・ホールド性を
追究した窮屈なシートなどです。
どの項目も・・市街地を40キロで走行するにはマイナスです。
そんな・・ゆっくりユーザーの本音を具現化した名車が・・・
Z12キューブなのです。
ピラーが立って・・広々室内・・段差も気にならないソフトな
乗り心地・・ルーズな姿勢も許容する柔らかシート・・です。
惜しいのは・・もう新車では買えない点です。
日産さん・・是非後継車を出してください。
今回はそんなZ12キューブのリア廻りの分解です。
先ずは・・テールランプから外しましょう。
2個のクリップから
簡単に外れます
カバーを外します。
クリップ2個なので簡単ですね。
マイナスドライバーで90度回します
ガーニッシュにクリップを戻します
センターガーニッシュは日産お得意のクリップです。
マイナスドライバーで90度ひねれば・・クリップを
本体に残したまま・・ガーニッシュが上に抜けます。
外れたら・・すぐにガーニッシュにクリップを戻して
おきましょう。
理由は・・・。
クリップを取り付ける際に・・少々無理をしてはめ込む
必要があるからです。
クリップが劣化してたら・・取り付け時に壊れます。
最後の組付け時に壊れたら・・困りますからね。
不安要素は早めに潰しましょう。
ボルトを外します
傷が付きやすいので養生を
見えてるボルトを外します。
そして・・バンパー上部に傷防止対策をしましょう。
テールランプは手前にスライドして取れるので・・・。
養生しないと・・高確率でバンパーに傷が付きますよ。
隙間から攻めます
この2か所がハマってます
テールランプの残り固定ポイントは矢印の
2か所が残ってます。
コツは・・ウエザーゴムを外す事です。
すると・・真ん中の固定部が見えます。
後は・・マイナスドライバーなどを隙間に入れて
勘合部を解除してあげます。
同様に・・外側の勘合部も解除します。
裏側を御開帳です。
写真はテールランプが反対を向いてますが・・・。
写真の右側が・・車両外側になります。
車両外側の固定は・・クリップ&グロメット固定です。
この部品は・・壊れやすいです。
ちなみに・・クリップとグロメットは別部品で・・品番
も違うので・・別々の発注になります。
カバーを引き抜きます
左と同様です
右側のテールランプは・・カバーから外します。
見えてるボルトを外したら・・引き抜くだけです。
・・・あとは・・左側と同様ですよ。
ナンバー裏に隠しクリップがあります
これでナンバーは避けれます
続いて・・バンパーを外します。
ナンバーを下から覗くと・・クリップがあります。
このクリップを外せば・・ナンバーが傾きます。
これで・・封印を外さなくてもバンパーを外せます。
年式が古いと・・ヒンジが固着してるので・・・。
潤滑剤を狙い撃ちして・・動くようにしましょう。
無理にすると・・ステーが曲がって・・厄介になりますよ。
見える物は外しましょう
トルクスの20番です
後は・・見えてるボルトやクリップ類を外します。
何故日産は・・トルクスを混ぜてくるのでしょうかね?
別に・・トルクが必要な場所でもないのに・・・。
後はバンパーを引き抜くだけですが・・硬いです。
テールランプが収まる樹脂部品にも爪があるからです。
なら・・テールランプベースごとでも外せれますよ。
テールランプベースの固定ボルトは見えてますからね。
どうですか?無事に外れましたか?
今回必要だったのは・・テールランプ両端のクリップと
グロメットです・・新品を発注しました。
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