
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
当社のお客様のエルフダンプが故障です!
「セルモーターは回るが・・エンジンが始動出来ない」
との事です。
取り敢えず・・現場に向かいます。
エンジンキーを回してみると・・・。
確かにセルモーターは回ってますが・・・。
どうも・・空回りしてる様ですね。
キュキュキュ・・では無く・・ウイーンと回ってます。
ああ・・マグネットスイッチが・・動いてませんね。
でも・・何とかして・・始動させなければいけません。
そんな時は・・アクセルを踏み込んで・・・。
何回も・・セルモーターを回してみます。
十数回・・繰り返したら・・エンジンが始動出来ました。
始動アクションを繰り返す事で・・マグネットスイッチ
が・・動く事もあるのです!
これで・・工場に回送出来ます。
部品が届いたので作業開始です。
キャブオーバーダンプの整備時は・・厳重に安全対策
を行いましょう。
キャブや荷台に挟まれたら・・重傷ですから・・。
標準装備のストッパーは・・外れる物・・と考えて・・
つっかえ棒を設置しましょう。
今回はセルモーターを交換します。
セルモーターには・・常時電気が来てるので・・・。
整備時には・・バッテリーを外して・・電気を遮断
する必要があります。
電気を遮断してから・・セルモーターの電気端子を
外します。
後は・・セルモーター固定のボルトやナットを
外せば・・エンジンから外せれます。
流石トラック・・作業性は良好です。
リビルト品は・・完全に同一品・・の訳ではありません。
今回も・・微妙に形の違う・・互換品です。
自動車電気屋さんは、その・・互換性ノウハウが優秀です。
違う形の部品でも・・ちゃんと収まります。
セルモーターの仕組みは・・キーを回すと・・
マグネットスイッチでギアが飛び出して・・
写真のフライホイールと嚙み合います。
その瞬間にセルモーターか回り・・フライホ
イールを回す事でエンジンを始動させます。
エンジンが始動したら・・キーを放す事で・・
マグネットスイッチが戻り・・ギアが離れる事
で、走行可能になるのです。
コレ、人間が食べ物を食べる動きの様に優秀です。
人間は、食べ物を口に入れたら・・舌で位置を調
整して歯で噛みつぶし・・飲み込みます。
舌を歯で噛まない・・絶妙な動きにセルモータ
ーは・・似てますね。
セルモーターが元の位置に収まりましたね。
接続の確認後・・電源を戻していきます。
キャブ(室内)を下げて・・始動テストです。
・・・バッチリ!ですね。
普通に始動できます。
電源を遮断したので・・ラジオや時計の設定
を行います。
忘れやすい作業ですが・・重要です。
これで・・現場に復帰出来ますね。
エンジン始動が不安定だと・・不安です。
現場で立ち往生したら・・現場が止まりますから・・。
工事現場の作業日程は・・タイトですからね。
エルフも・・普通の平ボデーとダンプでは乗り心地が
違いますね。
ダンプは・・正直・・過積載を想定してるので・・・
足は硬めです。
今回の回送中も・・少しの段差で・・強烈な突き上げ
でしたから・・。
やはり・・2トンダンプクラスが・・乗り心地的に
一番厳しいですね。
大型トラックの10トン車は・・貴方の想像以上に乗
り心地が良い乗り物ですよ。 SK
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