小城市 スズキ スペーシア 給油口が開かない 修理と対策 協和自動車・タックス佐賀 第2ホームページ

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会社案内皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
初代スペーシアのお客様が・・緊急入庫です。
「給油口が開かないので・・給油出来ない・・」との事例です。
さいわい・・ガス欠ギリギリでは無かったので・・助かりましたが・・。
もしも・・ギリギリだったら・・ヤバかったですね。
早速・・車を点検します。
給油口レバーを引いてみると・・スカスカ・・です。
全く・・手ごたえがありません。
レバー付近の内装を外すと・・ワイヤーが外れてました・・先端の円筒部分です。
うー-ん・・・普通・・・ここのオープンワイヤーが外れる事は無いです。
原因を追究しないと・・ハメるだけでは・・再発するかもしれません。
フューエルリッド周辺の内装を外してみて・・給油口側のワイヤーを外してみます。
その状態でワイヤーを動かすと・・スムーズに動きます。
これで・・ワイヤーの動きが悪くなって・・外れた・・仮定は無くなりました。
写真の部品は・・給油口のふたを固定する部品です。
ワイヤーが引かれると・・突起がヘッコミ・・給油口が開きます。
うー-ん・・若干・・動きが重たいかな?
給油して・・様子をみます。
直接的な原因かどうかは・・微妙なラインです。
写真は・・給油口オープンレバーです。
レバーがスカスカになった原因は・・黄色矢印のインナーワイヤーが伸びてしまい・・。
赤矢印の位置から・・先端の円筒が外れてしまったのが・・原因です。
(自転車のブレーキレバーワイヤーと・・仕組みは同じです)
この場合・・ワイヤーと給油口のロックを新品にするのがベストです。
現状は開きますが・・このままだとワイヤーが動いた時に・・赤矢印の位置から・・再び外れる可能性があります。
何とか対策しないと・・いけませんね。
応急手当ですが・・タイラップでワイヤーを固定しました。
この位置で固定なら・・ワイヤーを引いても・・外れる位置に来ません。
本来なら・・ワイヤー交換ですが・・取り敢えず・・この応急処置で様子を見る事になりました。
寿命は・・タイラップの・・耐久力次第なので・・いつまで持つかな??です。
スペーシアの給油口レバーは・・何故か妙に長いです・・なのでワイヤーに強い力が掛かります。
なので・・毎回力いっぱい・・引っ張ってると・・ワイヤーが伸びる恐れが・・大きいですね。
スペーシアの給油口レバーは・・優しく引っ張って・・あげてください。
旅行先で給油口が開かないと・・マジで焦りますよ。
写真のように・・レバーを外すには・・運転席とリアドアのスカッフプレートと・・。
センターピラーの内装まで外す必要があるので・・ガソリンスタンドレベルだと・・困難かもしれません。
緊急対策なら・・運転席のスカッフプレートのみを外して・・。
ラジオペンチで・・ワイヤーのみを引けば・・取り敢えず・・開くでしょう。
無理に・・給油口をこじっても・・給油口は開きませんよ! SK
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